和歌山~紀伊田辺編8~
- 2012⁄03⁄25(日)
- 00:07
「雨にけふる神島を見て紀伊の国の
生みし南方熊楠を思ふ」
1962年(昭和37年)5月。
昭和天皇・皇后両陛下が南紀行幸啓の際
熊楠が守った神島を望見されて詠まれた歌。
その石碑は南紀白浜にある南方熊楠記念館前に建てられている。
1929年6月1日。
熊楠にとって生涯の喜びとなった昭和天皇への進講の日。
普段は裸で生活している熊楠もさすがに正装をしたものの
標本を陛下に献上した際に入れたのが
キャラメルの箱であったり、タバコの箱であった。
ただ桐などの箱にせずキャラメルの箱にしたのは
陛下の前で標本を見せる時にふたを開けやすいと思ったからだそうだ。
そんな熊楠だが娘から見た熊楠は
どんな父親だったのだろう。
娘の文枝さんは時々尋ねられたそうである。
「あなたのお父さんはどんな人でしたか」と。
「うーん…」
その都度返答に困ったらしい。
それくらい色々な顔を持っていたのだろう。
次回はそのエピソードを幾つか。
分類:暖色系モダンクラシックデザイン行灯型タイプⅠ
分類:暖色系モダンクラシックデザイン格子四面吊り灯籠型タイプⅠ
分類:暖色系モダンクラシックデザイン四面灯籠型タイプⅠ
生みし南方熊楠を思ふ」
1962年(昭和37年)5月。
昭和天皇・皇后両陛下が南紀行幸啓の際
熊楠が守った神島を望見されて詠まれた歌。
その石碑は南紀白浜にある南方熊楠記念館前に建てられている。
1929年6月1日。
熊楠にとって生涯の喜びとなった昭和天皇への進講の日。
普段は裸で生活している熊楠もさすがに正装をしたものの
標本を陛下に献上した際に入れたのが
キャラメルの箱であったり、タバコの箱であった。
ただ桐などの箱にせずキャラメルの箱にしたのは
陛下の前で標本を見せる時にふたを開けやすいと思ったからだそうだ。
そんな熊楠だが娘から見た熊楠は
どんな父親だったのだろう。
娘の文枝さんは時々尋ねられたそうである。
「あなたのお父さんはどんな人でしたか」と。
「うーん…」
その都度返答に困ったらしい。
それくらい色々な顔を持っていたのだろう。
次回はそのエピソードを幾つか。
分類:暖色系モダンクラシックデザイン行灯型タイプⅠ
分類:暖色系モダンクラシックデザイン格子四面吊り灯籠型タイプⅠ
分類:暖色系モダンクラシックデザイン四面灯籠型タイプⅠ
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やっぱり巨人!
熊楠、面白いです。
一つの箱に収まらない人生が。。。
次回楽しみにしてます!