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佐賀~神集島編7~

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『たらし姫 御船泊てけむ 松浦の海

           妹が待つべき 月は経につつ』














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『帰りきて 見むと思ひし 我が屋戸の

           秋萩すすき 散りにけむかも』







西暦736年6月西暦736年6月遣新羅使の一行は、大阪を出発して瀬戸内海を通り、博多に滞在した後、福岡の西端唐泊、芥屋を経て、日本最後の泊地である狛島(神集島)にやってきました。
この一行の正使は、『安倍継麻呂』氏で、副使は『大伴三中』氏でした。一行は、この神集島で旅の準備をし、風待ちして玄界灘に乗り出して行きました。
当時の船の構造からして、玄界灘を乗り切ることは至難の業でしたから、彼らは、船待ちをしている間に故郷や都を偲んで歌を詠んだそうです。歴史的に万葉集に綴られた歌七首がここ神集島に残され、現在では石碑として島民が守っています。
命がけの旅を続ける人たちの孤独と、妻や恋人を慕う気持ちが玄界灘の潮の香りとともに胸に迫ってくるようです。(神集島公民館の掲額から)












  























分類:白色系モダンデザイン沿岸灯
分類:白色系モダンデザインネオ灯籠型タイプⅠ
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神集島
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Comment

toyosunさん

こんにちは^^

お変わりないですか?
こちらは日ごと、秋を感じる寒さです

なんだか切ないですね
命がけ・・そんな時は妻や恋人を思って
乗り切るのでしょうね。
本当に今は、便利な時代
あたり前の事に感謝して
今を大切にしたいです。

tososunさんもお身体ご自愛を~
今日も顔晴れで~☆


  • 2012⁄10⁄24(水)
  • 11:44
  • [edit]

Re: タイトルなし

じゅんじゅんさん、おはようございます。

秋ですね。
過ごしやすい季節ですが、なんだか切ない時期でもありますね。
でも好きな季節です。
日々当たり前のことに感謝です。

  • 2012⁄10⁄25(木)
  • 06:15

こんばんは


当時は対馬も日本とは言えないようなところだったんでしょうかね。
そんな歴史を紐解いてみたくなるような遠い昔へのロマンを感じました。
  • 2012⁄10⁄30(火)
  • 17:26
  • [edit]

Re: タイトルなし

ぐりさん、おはようございます。

少々落ち着かない日々が続き返信遅くなってしまいました。

実際神集島で海をバックに石碑に刻まれた歌を読んでいると

かつて命懸けの航海をした人々の息吹を感じましたね。




  • 2012⁄11⁄01(木)
  • 06:37

toyosunさん

こんにちは^^

お変わりないですか?
また忙しい時期に入ったのですね?
お身体ご自愛下さいね^^
今日も顔晴れで~~~☆

  • 2012⁄11⁄07(水)
  • 11:28
  • [edit]

Re: タイトルなし

じゅんじゅんさん、こんばんは。

なかなか訪問も更新も出来てませんが
なんとかやってます。
また近いうちに再開出来ると思いますので
宜しくお願いします。


















































































  • 2012⁄11⁄09(金)
  • 03:55

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まとめ【佐賀〜神集島編7〜】

『たらし姫 御船泊てけむ 松浦の海           妹が待つべき 月は経につつ』『帰りきて 見
  • 2012⁄11⁄04(日)
  • 12:23
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